診療のご案内

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当院では主に内科の診療を行っています。通常診察、足立区特定健診は予約不要です。お気軽にご来院ください。

今日のように医療が細分化している状態では、医療を受ける立場の皆様は、自分が一体どの医療機関にかかればいいのかがわからずに悩むことがあるかと思います。

そのようなときには身近にある当院のような家庭医(ホームドクター)にご相談ください。

「こんなことは聞いていいのだろうか?」とか、「聞くのが恥ずかしい」と思う前に、どんな些細なことでもいいですから気軽に御相談ください。
わかりやすい説明を心がけています。レントゲン写真や心電図、ホルター心電図なども、画像をお見せしながら、ご説明しています。

花粉症に対する治療は、投薬、点鼻治療のみならず、抗IgE抗体療法: オマリズマブ(ゾレア ® )の皮下注射や、舌下免疫療法 https://www.torii-alg.jp/slit/ も行っています。

舌下免疫療法とは
アレルゲン(抗原)を毎日舌下に少量投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。舌下免疫療法では2回目以降の服薬は自宅で行います。これまでの抗アレルギー薬などの対症療法とは異なり、アレルギー症状を治癒させたり、長期にわたり症状を抑える可能性のある治療法です。

現在、舌下免疫療法による治療は「スギ花粉症」と「ダニによるアレルギー性鼻炎」に対して行うことが可能で、
スギ花粉症には、鳥居薬品の「シダキュアスギ花粉舌下錠」を使用します。一般的な治療期間は3〜5年間ですが、早ければ投与1年目から治療効果が現れます。
ダニによるアレルギー性鼻炎には「ミティキュアダニ舌下錠」を使用します。
一般的な治療期間は3〜5年間ですが、早ければ投与数ヶ月後から治療効果が現れます。

気管支喘息に対しては、吸入治療がメインとなりますが、発作時は点滴加療を行い、重症喘息の方には、抗体療法をおすすめしています。いずれも、患者さんと相談しながら、治療をすすめてまいります。

分子生物学的製剤(バイオ製剤)とは
複数の喘息治療薬を投与しても十分な喘息コントロールが維持できない方に対して行う治療で、以下の薬剤があります。
1.抗IgE抗体(オマリズマブ、ゾレア®)
適応は小児も含むアトピー型(アレルギー型)重症喘息で、投与量および投与間隔は総IgE値と体重から換算されます。重症な慢性蕁麻疹や花粉症にも有効です。
2.抗IL-5抗体(メポリズマブ、ヌーカラ®)
中和されたIL-5は、IL-5受容体へ結合することが出来ず、その結果、好酸球が著しく減少し効果が発揮されます。重症喘息の他に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 (EGPA) にも適応があります。
3.抗IL-5受容体α抗体(ベンラリズマブ、ファセンラ®)
メポリズマブと同様、好酸球を減少させることによって効果が発揮されます。一般的に、末梢血好酸球を測定感度以下(つまりゼロ)まで減少させます。1回30mgを初回、4週後、8週後に投与し、以降は8週間隔に皮下投与します。
4.抗IL-4受容体α抗体(デュピルマブ、デュピクセント®)
喘息とアトピー性皮膚炎、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に適応があります。好酸球の末梢組織への遊走抑制、IgEの産生抑制など複数の作用機序が想定されています。喘息では、初回に600mgを皮下投与し、その後は1回300mgを2週間隔で皮下投与します。
5.抗TSLP抗体(テゼペルマブ、テゼスパイア®)
気管支の上皮である気道上皮細胞に発現しているTSLPという受容体をブロックすることで、気道上皮から産生されるTSLPというサイトカインの効果を抑制し、喘息の病態である気道炎症を抑制する効果が期待されます。上記4つのバイオ製剤とは異なる作用機序で働くことから、上記のバイオ製剤でも効果が乏しかったような重症喘息の方に適応があると見られています。4週間毎の投与スケジュールです。

肩関節周囲炎(四十肩、五十肩など)、腰痛症の方もご相談ください。
骨密度測定できます。

・各種保険が使えます(保険医療機関の指定を受けています)。自由診療をご希望の方は、「健診・予防接種・診断書等」のページか、「自由診療」のページをご覧ください。
・予防接種は、大人、小児ともに可能です。価格表はこちら
・各種抗体検査が施行可能です(麻疹(はしか)や風疹、水痘(みずぼうそう)などの抗体がついているか、確認できます)。価格表はこちら
・特定健診、企業の健診も受け付けております。価格は健診内容により異なります。
健診の価格 3520円~11220円、じん肺(塵肺)3520円、石綿 3520円
雇入時の健康診断(労働安全衛生規則による)9020円 詳しくはこちら
・ゲノム・パーソナル医療関連検査取扱施設に認定されており、がんや、認知症のリスクを知るための、遺伝子検査(血液検査)が可能です。こちらは自由診療となります。
◆現在の脳梗塞・心筋梗塞のリスクを判定 「ロックスインデックス」16500円
◆早期発見が重要、膵癌の好感度マーカー 「パナシ-」 17500円
◆認知症のリスクを判定する血液検査 22000円

当院の特徴

総合内科専門医(日本内科学会認定)・循環器専門医(日本循環器学会認定)として、予約不要で、内科全般の診療を行います。

総合内科診療

高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病、アレルギー疾患(花粉症など)、心疾患(狭心症、不整脈など)、呼吸器疾患(気管支喘息など)、消化器疾患、 腎疾患などの診察・禁煙外来を行っています。

適切な医療機関へ紹介

必要な場合は、適切な医療機関への紹介状を発行しております。土、日曜日にCTやMRI検査を提携医療機関で行うことも可能です。詳しくはこちら

じん肺健診、一般健診・予防接種

足立区の特定健診は予約不要。そのほか、雇用時健診、企業のじん肺健診なども行っております。大人、小児ともに、各種予防接種可能です(まずお電話にてご相談ください)。価格の詳細はこちら

女性医師

医師、看護師ともに女性です(院長が不在時、男性医師が代診となる場合があります)。

木曜18:30まで受付

お仕事をしている方が通院しやすいよう、木曜日は18:30まで受付けしております。

当院で行える検査項目

***商品の欠品などで、検査ができない場合もございます。ご了承いただけますと幸いです。
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心電図
レントゲン検査
レントゲン撮影後すぐに画像を見ることができます(胸部、腹部)。当院の装置には、AIが入っており、見落としがないよう、読影をサポートしています。
尿一般検査
溶連菌迅速検査
マイコプラズマ迅速検査
アデノウィルス迅速検査
新型コロナウイルス遺伝子検査 “ID NOW”
PCRと同じく厚生労働省に正式認可された「核酸検出検査」です。ガイドライン上でもPCRと同等の信頼性を持っているのが特徴です。実施の際は、検体は唾液ではなく鼻の奥から採取します。
インフルエンザウィルス遺伝子検査 “ID NOW”
早期にインフルエンザ感染を検出することができます。PCRと同等の信頼性を持っています。
インフルエンザ迅速検査機器 富士ドライケムimmuno AG1
発症初期のウイルス量が少ない時期でも、診断が可能とされています。 ウイルスの標識に、大きな銀の塊をくっつけることにより、約100倍に増幅して測定することができる新技術によるものです。詳しくはこちら
ノロウイルス迅速検査ロタウィルス迅速検査
ホルター心電図
動悸や胸部圧迫感、めまいなどの症状ある場合に、24時間心電図で心疾患の有無を確認します
超音波検査(エコー)
心臓(心エコー)、腹部、甲状腺、頸動脈の観察が可能です。心エコーは、心臓の動き(心機能)や弁膜症の診断をします。頸動脈エコーは、動脈硬化の程度(プラーク)を知ることができます。
血圧脈波検査装置
血管年齢や、下肢の動脈につまりがないかを調べることができます。
*「血圧に依存されない血管固有の硬さ」 CAVI(Cardio Ankle Vascular Index)を調べ、血管年齢を判定します。
*「下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標」 ABI(Ankle Brachial Pressure Index)を測定することができます。ABIは非侵襲的な検査で数値として評価できるので、PAD(末梢動脈疾患:ASO 閉塞性動脈硬化症)患者の早期発見に有用です。PADは、心血管疾患や脳血管疾患など他臓器障害との合併が多く見られることからも、早期発見が重要です。
呼吸機能検査
肺活量や吐き出す力を測定し、気管支喘息などの診断に用います。肺年齢がわかります。
パルスオキシメーター
血中の酸素飽和度を計測し、心肺機能の異常を調べます。
24時間酸素飽和度モニタ
労作時息切れを認める患者さんに対し、パルスオキシメーターにて24時間酸素飽和度を測定します。結果次第で、在宅酸素療法(HOT)の導入を検討します。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)簡易検査
ご自宅で、簡単に睡眠中の呼吸の状態を測定する検査です。測定は簡単で、指定業者から検査機器が患者さんのご自宅に送付され、一晩、眠るときに装着し、後日、結果を当院で聞いていただきます。結果次第で、専門病院受診をおすすめする場合もあります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは? 睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)を繰り返す病気です。多くはいびきを伴い、放っておくと、生活習慣病(高血圧)を招いたり、悪化させるおそれがあります。
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マイクロスモーカーライザー
呼気中の一酸化炭素濃度を測り、喫煙が身体に及ぼす影響を調べます。禁煙外来で用います
骨密度測定装置
骨の密度を測定し、骨粗鬆症の早期発見と治療に役立てます
コンプレッサー式ネブライザー
薬剤を霧状にして噴霧する吸入器です。ぜんそくなど呼吸器疾患の治療に使用します
パルスオキシメーター
血中の酸素飽和度を計測し、心肺機能の異常を調べます
聴力検査
※聴力検査は、1,000Hz(30デシベル)及び4,000Hz(30デシベル)の純音を用いて、オージオメーターで検査します。
視力検査
機械ではなく、簡便な方式で行います

紹介先

必要な場合は、適切な医療機関への紹介状を発行しております。東大病院での勤務を兼任しておりますので、大学病院との連携医療が可能です。また、日本医科大学付属病院の連携医療機関です。
ご希望もお聞かせください。

主な紹介先

日本医科大学付属病院の連携医療機関です。

オンライン診療

オンライン診療とは

スマートフォン(iPhone / Android) を使って、ご自宅や職場などで診療を受けることができます。
通院にかかる交通費や待ち時間を減らせ、遠方から通院される方や仕事や家事・育児・介護で忙しい方に便利です。
お薬の処方も受けられます。処方箋がご自宅に送られます。
お支払いはクレジットカード(JCB/VISA/Master/AMEX) による決済です。

病状が安定している方が対象

実施につきましては、厚生労働省の規定に従う必要があり、今後変更となる場合があります。
保険診療の方:初診の後、3ヶ月間以上継続して、同一する特定疾患の対面診療を行い、医師が患者さんの状態についてよく理解している方が対象となります。
自由診療の方:一部の治療を除き、初回は当院受診が必要です。
・禁煙治療につきましては、お問い合わせください。

オンライン診療の予約方法

まずは当院へご相談下さい。
当院に既に通院されている患者様でオンライン診療を受診されたい方は、まずはcuron(クロン)というアプリをスマートフォンにインストールし、アプリ内から予約を取ってください。

 

curon登録・オンライン診療受診の流れにつきましては、下記画像をご覧ください。

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かかる費用につきましては、下記画像をご覧ください。

診察料以外に、情報通信機器の利用等に係るサービス等の費用(1100円)とアプリ利用料(330円)、郵便代金(84円)が別にかかります。
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当院の情報セキュリティにつきまして

当院は、情報セキュリティ基本方針を定めており、個人情報を含む、情報セキュリティの保護に努めています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターより、「SECURITY ACTION ☆☆」を宣言しています(2022年5月25日)。

かかりつけ医機能につきまして

当院は、地域のかかりつけ医として、以下のことを行い、初診時に、機能強化加算を算定させていただいております。
ア 患者さんが受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行っています。
イ 必要があれば、専門医師又は専門医療機関への紹介を行っています。
ウ 健康診断の結果等の健康管理に係る相談に応じています。
エ 保健・福祉サービスに関する相談に応じています。
オ 診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行っています。

その他、
*予防接種に係る相談を実施してます。
*介護支援専門員及び相談支援専門員からの相談に適切に対応しています。
*介護保険制度の利用等に関する相談を実施しています。
*患者の状態に応じ、28 日以上の長期の投薬を行うことが可能です(完全に状態が安定していれば、リフィル処方箋を交付することもあります)。
*受診歴の有無に関わらず発熱患者等の受入れを行っています(ただし、一般外来の方に感染を拡げないよう、動線を分けて、発熱外来時間帯に診察を行っています。必ず、電話にてご予約下さい。全ての患者さんを受け入れられないこともございます。申し訳ありません)。
*オンライン資格確認システムを通じて患者さんの診療情報、薬剤情報等を取得することが可能になった際は、調剤、服薬指導等を行う際に当該情報を閲覧し、活用する予定です。
*マイナンバーカードにおける健康保険証利用を行い、質の高い医療を提供できるよう努力しています。
・電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスの導入を視野にいれ、医療DXに係る取組を実施しています。
以下の施設基準を届け出て、受理されています。
情報通信
機能強化加算
外来感染対策向上加算
連携強化加算
サーベイランス強化加算
医療DX推進体制整備加算
地域包括診療加算2
ニコチン依存症管理料:要件を満たす禁煙希望者に、禁煙治療を行います(ただし薬剤が入手できない場合は、施行できません)
在宅診療支援診療所(3)
こころの連携指導料(Ⅰ)
プログラム医療機器等指導管理料 
在宅時医学総合管理料
外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
以上、よろしくお願い申し上げます。